バイク(自動二輪車)に乗るには「免許」が必要です。
免許にはどんな種類があって、どんなバイクに乗れるのかを解説いたします。
二輪免許証とAT二輪免許証
まず、大きな括りとして「二輪免許証」と「AT二輪免許証」があります。
「二輪免許証」はマニュアル(クラッチの付いたオートバイ)、オートマ(クラッチ操作の不要なスクーター等)の両方を運転することができます。
「AT二輪免許証」はクラッチの付いていないスクーターなどのオートマのオートバイのみに限定して運転することができます。
私が二輪免許証を取得した頃(十数年前)はまだ「AT二輪免許証」はありませんでした。
ビッグスクーターが流行し人気が出て、オートマしか乗らないよ!という人も増えたためこのような免許証が追加されました。
自身が乗りたいと思うバイクがマニュアル操作が必要か、必要でないかを事前に確認し取得する免許証について決めておきましょう。
※人気のアメリカン「ハーレー・ダビッドソン」に乗るには「二輪免許証」が必要です。
それでは次に免許の種類を説明していきます。
原付免許
50ccまでの排気量のバイクを運転することができます。
普通自動車免許を取得すると付いてくる免許ですね、50ccのカブやスクーターなどがこの免許で乗ることができます。
この免許で乗れるバイクで走行する場合、最高速度30km以内や二人乗り禁止、二段階右折など特殊な交通法がありますのでしっかり確認しておきましょう。
小型免許(AT限定も含む)
50cc~125cc以下の排気量のバイクを運転することができます。
スーパーカブや少し大きめのスクーターなどがこの免許で乗ることができます。
普通二輪免許(AT限定も含む)
125cc~400cc以下の排気量のバイクを運転することができます。
スーフォア(CB400SUPER FOUR)や250ccのスクーター(所謂ビグスク)などをこの免許で乗ることができます。
私が学生の頃はこの免許が憧れでした。
400ccのバイクも人気があった時代ですね。
今は一気に次項の大型二輪免許を取得する人が増えたため、400ccのバイクの人気が下がっております。
大型二輪免許(AT限定も含む)
400cを超える排気量のバイクを運転することができます。
排気量が1000を超えるビッグアメリカン「ハーレー・ダビッドソン」を乗るにはこちらの免許が必要になりますね。
どんな排気量のオートバイも乗ることができますので、この免許を取得しておくと便利です。
免許が要らない場面もある
自宅(現実的ではないが)やサーキット場など公共の道路を走行しない場合に限り、オートバイに乗るのに免許は必要としません。
バイク自体もウィンカーやライトなど保安部品を必要としないため、趣味の範囲で週末レースを楽しむライダーも居ります。
公道を走る場合は免許は絶対必要ですので、これは特殊なパターンですね。
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