ツーリングに出かけよう【バイク車種別トラブル編】

バイクの免許を取得し、憧れのオートバイを手に入れたのなら早速ツーリングに出かけましょう!

オートバイの納車日にそのままツーリングを企画して行ってしまうのも良いですね。

無理は禁物!余裕を持ったツーリング計画を

無理は禁物!余裕を持ったツーリング計画を

納車してからすぐに遠出したいという方もいるかもしれませんが、長旅はオートバイに乗るのに慣れてから計画するようにし、まずは近場をぐるっと回るぐらいにしておくのがおすすめです。

私も沢山のツーリングを経験し、バイク仲間も増えて色んな経験談を聞いてきました。

特に免許取り立ての新米ライダーはオートバイに乗り慣れていなくて、ツーリング中に困ったことがあるという話もよく耳にします。

ハイパワーなスーパースポーツは慣れないと大変!

例えば、雑誌や漫画等で憧れて排気量1000ccのSS(スーパースポーツ)を納車後、発進時にウィリーをして転倒してしまったというのはよくあるようです。

これは半クラッチでちょっとアクセルを回しただけなのに軽量な車体に高いマシンパワー(要は馬力)にまだ慣れていなくてブワっ!と前輪が浮いてしまいます。

こればかりは慣れていくしかありませんので公道に出る前にバイク屋の駐車場等で許可を取って練習させてもらいましょう。

車体の重いハーレーなどのアメリカンでよくあるトラブル

また、ハーレー等の車体重量が重いバイクは簡単に前輪が浮くことはありませんのでウィリーが怖い場合は俗にいう「アメリカン」に乗るのもありですね。

ただし、こちらはこちらでまた別のトラブルで困ったという話も聞きます。

それは…

ツーリング中に立ちゴケをしてしまったものの、車体が重すぎて起こせない。

というもの。

 

CB400SFなどのネイキッドは難なく起こせたのに、大型免許を取って念願のハーレーを購入したものの立ちゴケ後に1人で起こすに起こせないという話を聞きました。

ハーレーは車種によって400kgを超えるものもありますし、コツを知らないとなかなか起こすのは難しいようですね。

この人は偶然通りかかった人に協力してもらって何とかハーレーを起こせたとのことです。

 

私も昔はハーレーに乗っていた時期があり、転倒したことはなかったのですが通っていたハーレーのディーラーのイベント企画で試乗車の転倒・起こしを経験させてもらったことがあります。

駐車場にぶ厚い布団をひいてクッションにして行いました。

最初は慣れなくていくら力を入れても持ち上がらなかったのですが、ディーラーの店員さんらにコツを教えてもらい何とか起こすことができましたよ。

もし近くにディーラー店があれば、転倒起こしの相談をしてみると練習させてもらえるかもしれません。

 

ちなみにですがウィリートラブルで話題に出ましたSS車は軽量なので、転倒時に起こせなかったというお話は聞かなかったですね。

ギアの変則が特殊なカブでのトラブル

オートバイのギアチェンジは教習所で習い練習します。

しかし、一番最初に買ったバイクが「カブ」だった場合、ギアが独特な「ロータリー式」になっていて何も知らず・知らされず購入した人が納車時に驚いたというお話を聞きました。

本来、オートバイのギアチェンジは

ニュートラル→踏んでローギア(1速)、上にあげてセカンド(2速、ニュートラルより上にあげる)、以降は3速、4速~と上にあげていき一番上のギアまでいくと上がらなくなります。

ギアを落としたい時は踏んで下げていきますね、これが一般的なオートバイのギアチェンジの方法です。

 

しかしロータリー式のギアチェンジはシフトペダルが前後に踏める形になっており、

前を踏むとニュートラル→1速→2速→3速→4速

後ろを踏むと4速→3速→2速→1速→ニュートラル

という変速を行います。

これに慣れないと教習所のように加速時にギアを上にあげようと前を踏むのではなく、後ろをカカトで踏んでしまい1速落ちてブアーン!と強力なエンジンブレーキが発動します。

カブ(ロータリー式ギア)は前を踏むとギアが上がり、後ろを踏むとギアが下がるというのを慣れるまで頭が混乱するので注意が必要、できれば駐車場等で練習しておきたいですね。

 

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